アクリルアミドとは?
アクリルアミドは主に、合成樹脂、合成繊維、排水中等の沈殿物凝集剤、接着剤、塗料らの原料として、用いられています。また、アクリル酸を母体とするアミドの一種で、アクリルアマイドと呼ばれることもあります。アクリルアミドは、毒物、劇物取締法上の劇物に指定されていて、神経毒性を有し、皮膚からも吸収されるので、取り扱いには十分注意が必要です。このアクリルアミドにさらされた場合、中枢神経系に影響を与えたり、末梢神経を損傷したりする場合があります。また、発がん性を示したり、遺伝子損傷を引き起こすともいわれています。アクリルアミドの発がん性がどの程度なのかは、今の時点では確認されていませんが、ふだん食べている食品に含まれているとなると、やっぱり気になりますね。
アクリルアミドが含まれている食品
では、どのような食品に含まれているのでしょうか?アクリルアミドは、炭水化物などの原材料を、高温で加熱調理した食品に含まれています。例えば、フライドポテト、ポテトチップス、ビスケット、焼き菓子などがあげられます。そのほか、高温で焙煎した原材料、ほうじ茶、麦茶、コーヒーにも、アクリルアミドが含まれています。また、市販の加工食品だけではなく、家庭で調理した食品、例えば、炒め物、揚げ物、焼き菓子、トーストなどにも含まれていますが、加熱していない生の食材には、含まれていません。このように、アクリルアミドは多くの食品に存在し、これらを全く食べないということは、難しいです。せめて、量を控えめにするとか、野菜や果物を取り入れたバランスのよい食事を心がけたいものです。